一粒丸三橋薬局とは?

成田山新勝寺参道で江戸時代から続く和漢方薬局として

江戸元禄より一粒丸三橋薬局に伝わる家伝薬である道中薬を、現在は厚生労働省の現在の基準を満たし、その認可のもと製造販売を行っております。その当時から道中薬と言われ、成田山新勝寺に全国から訪れる旅人が、この薬を持参し服用することで何病にも良いとされてきました。現代も、当時と変わらぬ成分と香り、薬味を保つため良質な薬草を使い創業当時の手法で製造しております。

そして、多くの人々が全国から健康相談に訪れています。
店舗では、日本人の体質に合わせ、独自に配合した和漢生薬・中医漢方煎じ薬・粉末漢方薬・薬草などを常時300種類以上取り揃えております。

栄養薬・和漢生薬・中医漢方煎じ薬・粉末漢方薬・薬草などを常時300種類以上取り揃えている一粒丸三橋薬局では、健康に不安な方へ食生活の改善などの知識や情報を提供する健康倶楽部を開催しております。創業340年の歴史のある薬局です。

国登録有形文化財(建造物)

土蔵造2階建の漢方薬局。血留め切りキズの薬で有名な成田山一粒丸の製造本舗で、各種漢方薬や薬草を取り揃えている。南北に長い敷地で、成田山参道に北面する。

店舗は、明治前期の建築で、土蔵造2階建、東西棟の切妻造桟瓦葺、間口8.7mの町家。正面は下屋庇を張り出し、黒漆喰仕上げ。1階を広く開放し、2階には掛子塗(かけごぬり)の両開扉を吊った窓を2ヶ所開ける。土壁で塗り込めた重厚な店蔵である。

土蔵は、江戸末期のもので、店舗の南方に中庭を挟んで西面して建つ。桁行6.4m、梁間3.6mの土蔵造2階建、南北棟の切妻造桟瓦葺。白漆喰仕上げで、西面に庇を付け、中央に掛子塗の両開戸を吊り、2階には窓を穿つ。鬼瓦に影盛を施し、大棟を複雑な組棟とし、外観を飾っている。

千葉県ホームページ 教育庁 教育振興部文化財課指定文化財ページより